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「柴田是真の寺」大雄院 襖絵プロジェクト千種の花の丸襖絵

​「新型コロナウィルスの影響による襖絵プロジェクト完成記念御披露について」

​ご寄付にてご協力いただきました皆様へ

​ この度、たくさんの方々のご協力を得まして、襖絵プロジェクト全第4期、18枚が完成いたしました。

本プロジェクトにご賛同いただき、ご遠方よりお立ち寄り頂きました方々、あたたかい声援をおかけいただきました方々、襖絵の完成を楽しみにしてくださりました方々皆様に心より御礼申し上げます。皆様のお力添えにて完成いたしました、新襖絵18面には43種類もの草花の花丸が描かれております。一人でも多くの方にご覧いただきたく存じております。

本プロジェクトでは一般の皆様にご寄付でのご協力をお願いし、プロジェクト発足から3年余りでのべ5000人以上の方々にご協力いただきました。今回完成いたしました美しい草花たちが、時代を超えて人々の心を癒し、日本芸術、美術の振興に貢献しますことを願います。

大雄院 住職 石河法寛

合掌

 

妙心寺塔頭大雄院は、江戸時代後期から明治初期に活躍し、「知る人ぞ知る天才」と評されました 柴田是真 の随一の襖絵が残る寺院です。

 明治の皇室において中心的な施設であった、明治宮殿の千種の間(戦災にて焼失)には、柴田是真による大作、花の丸大天井がありました。100種以上の美しい草花の花の丸が格天井いっぱいにズラリと描かれており、それは荘厳で美しい部屋でした。その花の丸図は後世の絵師たちが描く花の丸の基本、お手本となっています。その今はなき天井画は是真直筆の下絵を残すだけとなりましたが、この度、大雄院の襖絵として是真の花の丸を復活させるべく「大雄院 襖絵プロジェクト」を発足し、是真による花の丸の下絵をもとに、日本で唯一人の宮絵師・安川如風が新しい大雄院の襖絵を描きます。

​このプロジェクト発足に伴い、一般のみなさまよりご寄付を募らせていただきます。

​ このプロジェクトの意義と目的の一つは、是真の花の丸図を復活させこのプロジェクトを通して柴田是真、大雄院をより多くの方に知っていただくこと、一つは日本で唯一人となる宮絵師の描く宮絵という伝統技術を襖絵として、400年続く大雄院の歴史の一つとして、また100年、200年残していこうという考えであります。

寄付をお受けした方のお名前はお寺に永く残させていただきます。

何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

大雄院 住職 石河法寛

大雄院襖絵制作実行委員会 一同

   大雄院 襖絵プロジェクト

  ○制作点数:

 

 ○完成予定:

  ○寄付受付・・・

  

第1期 2018年4月/第2期 2018年10月

第3期 2019年4月/第4期 2020年10月

第2次募集 2018年4月1日〜2019年2月28日

第3次募集 2019年4月1日〜2020年7月31日

第4次募集 2020年11月17日〜

完成披露内覧会について

第1次募集 2017年1月7日〜2018年2月28日

大雄院の襖 第1期工事8面、第2期工事2面、

      第3期工事4面、第4期工事4面

1口1,000円より

寄付をお受けした方のお名前はお寺に永代残させていただきます

​返礼として、記念御朱印の授与がございます

襖絵プロジェクト
柴田是真

柴田是真筆 『紅牡丹』

宮絵師 安川如風筆 大雄院襖絵『紅牡丹と蝶

柴田是真が残した花の丸図案を元にした安川如風の花の丸

大雄院 襖絵 完成想定ラフ図 下絵 

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1期工事(玄関正面)

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1期工事(客間西面)

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2期工事(客間北面)

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3期工事(客間東面)

宮絵師 安川如風 <経歴>
 

1946年      京都に生まれる

1969年      武蔵野美術大学造形学部美術科日本画専攻卒業

1974年      川面美術研究所入所

         二条城障壁画(重要文化財)模写

         同唐門(重要文化財)彩色修復

         京都北野天満宮社殿彫刻物彩色修復(国宝)

1977年      川面美術研究所より独立 安川如風宗美術研究所設立

2008年      京都府伝統産業優秀技術者(京の名工・彩色)を受賞

主な仕事に、京都の八坂神社・上賀茂神社、東京の明治神宮・湯島天神、和歌山の高野山別格本山大圓院・南院など。現在、真言宗高田派本山専修寺絵所頭・真言宗木辺派本山錦織寺絵所頭、高野山真言宗別格本山大圓院絵所頭 

三鈷の松、金堂、孔雀堂、准胝堂、御影堂、根本大塔の図(高野山別格本山 大圓院 障壁画 安川如風筆)

斉藤時頼と横笛の宴の図(高野山別格本山 大圓院 障壁画 安川如風筆)

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